
ペット可マンションの選び方
賃貸マンション更新時の家賃値上げや、マンションの修繕費高騰でランニングコストの低いマンションに住み替えたい。
そんな想いから、ペット可の中古マンションを探し始める方は年々増えています。しかし実際には、「ペット可」と書かれていても条件が厳しかったり、住み始めてから思わぬトラブルが起きたりするケースも少なくありません。
当コラムでは、ペットとのマンション暮らしを前提に物件購入を検討している方に向けて、
将来的な資産価値を含めた後悔しない住まい選びのポイントをわかりやすく解説します。
内見時に使えるチェックシートもご用意しましたので、プリントアウトしてご活用ください。
スタイリッシュホームは、快適なペットとの暮らしを応援します!
ペットと暮らす家を探す人が増えている理由
神奈川県における「子ども」と「ペット」の推移比較
神奈川県内でも、すでに「犬・猫の合計飼育数」が「15歳未満の子どもの数」を大きく上回る状態が続いています。これは不動産業界においても「子ども部屋」と同じくらい、あるいはそれ以上に「ペット専用スペース」や「共生設備」への需要が高まっていることを裏付けています。
近年、ペットは「飼う存在」から「家族の一員」へと認識が変わってきました。
以前なら考えられませんが、ペットの介護や不調による休暇取得なども周囲の理解が得られやすい時代になってきています。
在宅時間の増加や、独り暮らし、お子様の独立をきっかけにペットを迎えるご家庭も多く、住まいに求める条件の中で「ペット可」は重要度の高い要素になっています。
また、賃貸ではペット可物件の選択肢が限られており、ペットを飼いたいがあきらめている方や、現在、賃貸でペットを飼っているが、鳴き声などの騒音による近所の苦情や、老犬の介護などによる将来的な不安要素もつきまといます。そのため、ペットと長く安心して暮らすために、ルールを理解したうえで定住したいと考え、マンションや戸建ての購入を選ぶ方が増えています。
スタイリッシュホームの視点「資産価値」への影響
この統計データは、今後の住宅の資産価値に直結します。
「ペット共生」が資産価値を上げる?
子どもが減り、ペットを家族として迎える世帯が増える中で、共用設備のある「ペット可の中古マンション」は将来の売却時にターゲット層への有効なアピールポイントとなります。
また、傷に強い床材、消臭効果のある壁紙、特に断熱改修は、国や自治体からの補助金の対象になるケースも多く、これからの時代、「資産価値を長期間維持する」上で重要となっていく可能性があります。
「ペット可物件」とは?意外と知らない基本知識
「ペット可」と「ペット相談」の違い
一口に「ペット可」と言っても、その内容は物件ごとに大きく異なります。
ペット可は規約で飼育が明確に認められている
規約を確認、マンションなどの場合、管理組合にも確認を取ることで後のトラブル防止になります。
ペット相談は種類・サイズ・頭数などにより飼育が可能がどうかを判断します。「相談」と書かれていても、実際には小型犬1匹まで、猫不可、鳴き声の大きなペットは不可といったケースもあります。
ペットと暮らすならマンション?戸建て?
ペット可マンションのメリット・デメリット
メリット
予め監視カメラなどが設置されていて防犯性が高く、駅近など利便性の良い立地が多い。
管理が行き届いていて、共用部に足洗い場を設けているケースがある。
デメリット
鳴き声や足音など、周囲への配慮が必要なのと、廊下は抱っこで移動、同乗できるエレベーターが決められている、ベランダに出してはいけないなど、共用部に細かいルールが敷かれている場合がある。
一戸建て住宅のメリット・デメリット
メリット
飼育の自由度が高く、庭や広いスペースを確保しやすい。ご近所への騒音トラブルが起きにくい。
一戸建てでペットを飼っているケースも多く、予めご近所への挨拶時に報告しておけば、鳴き声は「お互い様」と黙認されることも多い。
デメリット
防犯・管理を自分で行う必要がある。駐車場2台や広い庭を確保すると、立地によっては利便性が下がる可能性がある。
ペットの性格やライフスタイルによって、向いている住まいは異なります。
お散歩後の足洗いは、一人暮らしだと特に手間がかかります。
ペット共生マンションは、ベランダにシンクが取り付けてある物件が多く見られ、共用部分に足洗い場が設置されている物件もあります。
どちらもない場合、賃貸や分譲マンションでは共用部分のベランダへの設置は難しいため、管理規約を必ず確認した上で、可能であれば小型の「スロップシンク」を設置すると便利です。

購入前に確認すべきチェックポイント
①室内
室内でチェックしたいポイント
滑りにくい床材
傷がつきにつくい壁紙
ペットの居場所を確保するためのスペース
室内であれば、内見時に希望条件を満たしていなくても、リフォームで改善できることがあります。
マンションでリフォームを行う前に、必ず規約をご確認ください。
②遮音性
両隣と上下の階への音の響き方。
マンションでは階下に暮らしている方への配慮が必須です。床材は「L-45等級」以上の遮音性が求められるケースがほとんどです。遮音等級を満たした床材へのリフォームを行いましょう。
③建物・周辺環境
散歩しやすい公園があるか、交通量は多いか少ないか
徒歩圏内にある動物病院の評判や口コミ
トリミング施設の有無
ペット同乗のエレベーターや廊下など共有部分の規約
共用スペースの足洗い場
共用部分は個人の判断で改善できない点が多いため、例えば大型犬を飼っている場合、廊下は抱きかかえなければならないという規約だと日常生活の負担が増えます。
一緒に生活するペットの種類を考慮したうえで、許容範囲かどうかを見極める事が重要です。
内見時には「人の目線」だけでなく、「ペットの目線」でも確認することが大切です。
④管理規約
購入前に必ず確認したいのが、環境と管理規約・飼育細則です。
ペット飼育の条件・頭数やサイズの制限。飼育可能なペットの種類・大きさ。
共用部での抱きかかえルール。
ペット同乗で使えるエレベーターの有無と部屋からの経路。
リフォーム可能な範囲(床材の遮音等級、水回り工事の制限)
マンションの管理組合で定められた工事期間・時間帯の規定。
⑤管理規約の落とし穴
将来的に規約が変更になる可能性も現時点で把握できる範囲で確認しておきましょう。
これらを把握せずに購入すると、思わぬトラブルに繋がることがあります。
ポイントをチェックシートにまとめましたので、内見時にプリントアウトしてご活用ください。
⑥ペットと暮らす期間
将来ペットを飼い替える可能性があるか?
ペットの種類はもちろんですが、今だけでなく5年後・10年後を想定して将来的に買い替えや増える可能性があるかどうかも考慮しましょう。
ペット可物件でよくあるトラブルとその回避方法
よくあるトラブルには、鳴き声や足音による苦情や、共用部でのマナー違反、ルールの認識違いなどがあります。これらは、購入前に管理規約を理解し、物件選びの段階で対策を考えることで防げるケースがほとんどです。
スタイリッシュホームでは、内見時に、ペットを飼われているお客様に対し、よくある認識の違いについて注意点をご説明しながらご案内させていただきます。
ペット可物件に詳しい不動産会社を選ぶことも重要です。スタイリッシュホームには「愛犬家コーディネーター」が在籍しております。ペット可物件は表に出ていない情報も多いため、専門知識のある担当者のいる不動産屋に相談しましょう。
ペット可マンションの住まい選びは慎重に
ペット可と暮らす家探しのご要望がございましたら、お気軽にお声がけください。
ペットと暮らせる物件探しでは、
「ペット可かどうか」だけでなく、ペットと飼い主が実際に快適に暮らせるかが重要です。
ペットに適したリフォーム内容は日々進化しており、飼っているペットの種類、体重、年齢、そしてご自宅の間取りや環境によって様々です。ペットとの暮らしを熟知した専門のスタッフが、お客様と大切なペットに最適な暮らしをご提案いたします。
▼ ペットと暮らせる物件特集はこちら
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